文京区労働組合協議会(文京区労協) の生い立ち
文京区労働組合協議会は、1947年4月に9労組で結成されましたが自然消滅し、1953年(昭和28年)11月に第3回再建大会が5労組で開催されました。この時代は、戦後の混乱期から抜け出しつつあり、賃上げや解雇撤回を求め組合運動の高揚で再結成に至っています。
また、政治不安やGHQからの集会開催への介入などもあり、労働運動は困難を極めていました。
再建大会以降、現在に続いています。これまで、賃上げや働く者の生活改善を求め、春闘や秋季年末闘争、社会保障の改善や改悪反対の運動をすすめてきました。
こうした運動の要求実現のため区民集会を開催しデモ行進などを行い、多いときは1500人も参加しました。さらに、多くの解雇撤回闘争などの運動を担ってきました。
労働運動をめぐる環境は変化しましたが、これまでの運動と伝統を継承しつつ労働者の生活改善と雇用を守るとともに、戦争のない日本であるために平和を守る運動をすすめていきます